「希望へ導くメッセージ
スーパーファミコン オリジナル版」の雑記


▼Original Music Plays on Real SNES. スーファミ実機でオリジナル曲を演奏
(2010年10月公開)

 初めて実機再生に成功したときにアップロードした動画……懐かしいな…。
(ここで演奏している「鍵の眠る森」のSPCファイルはこちらでダウンロードできます。)

 

 さて、長い間SPCファイル非公開となってしまっていた、この「希望へ導くメッセージ」も再公開することができました。

 …スーパーファミコンのHomebrew音楽作品って、きちんと証拠となるものをつけないと、「スーパーファミコンっぽい音が出るシンセを使っているだけだろ!」とか言われたりして、信じてもらえないことが多いんですね。

 この「希望へ導くメッセージ」をはじめとした当時制作したスーパーファミコン音源用のデータも、色々ありました。

 こんな風に言われてしまうんですね。月刊ニコニコインディーズランキングなどでピックアップ作品として紹介されたり…とか色々いいこともありましたが…。

 当時公開した大半の動画が、前半が実機再生しているところの録画で、後半がLINEケーブルによる録音…という形にしていたのはこの対策によるものでした。

 アクトレイザーやFF、クロノトリガー、テイルズオブファンタジアと音が全然違うからスーファミじゃない…って、自分で音色データを準備してそれを楽器音として使える音源チップなんだし…。そもそも、同じハードのはずなのに、アクトレイザーやFF、クロノトリガー、テイルズオブファンタジア、すべて音が違う…ということに(更には人気があるものだとスーパーマリオワールドとか、パペパプーとか、聖剣伝説2とか、スーパードンキーコングとか、…全部音が違いますが。)疑問を持たなかったのでしょうか?(自分のスーパーファミコンの曲は、既存のゲームから音を抜き出して…といったことは一切行っておりません。だいたいそんなことしたら…。)

 当時に比べるとだいぶ少なくなった感じですが、未だにそんなことを言っている人が一定数いるような感じなのがちょっと信じられないくらいです。何か違う理由があるのでしょうか。

 

 実機再生を成功させた動画を公開したのが、2010年9月…。2ちゃんねるの方のアドバイスもあって、大半の曲の実機再生が可能になったのが2010年12月…。

 そして、その1ヶ月後にこの21曲のアルバムを公開…。(ほぼ同時に実機再生を録音したデータ[動画データ]も公開。)

 XMSNESのことが十分広まらないうちにこれを出したので、尚更信じない人が…となったのかも知れませんが、それでもちょっと…という感じはします。

 

 2020.08.04 Y.Sato


 2023.01.11追記

 さて、この希望へ導くメッセージ(Message for Peace)も全曲バシーン音対策を施して、SFメモリカセット対応のROM書き込みイメージデータを出すことができました。

 SPCファイル版を旧「れぷるのぺーじ」で公開してから12年目にしてようやくこんな形にできました。

 SFメモリカセットをかき集めて、量産できればよりいいのですが…。

 今、データを見直してみると、直すべきポイント…というのはたくさんあるのですが、直してしまうと別作品と扱われてしまうおそれもあるので(この分野はこういう部分でかなり…となったりもするので)、そのままにすることにしました。

 幸いにも、12年前に使った本体や機材も壊れることなく今も問題なく動作可能で…。ずっとこのままいければ……いいですが。


 2023.01.20追記

 SFメモリ版に続き、Super MIDI Pak対応のSPCファイルもようやく公開できました。

 まあ、あまり聴く人はいないとは思いますが、▲▲で××なものを一切使うことなく実機再生ができる唯一の手段なので…。

 

戻る